イザベル・ユペールが京都・奈良・直島を旅する「不思議の国のシドニ」12月公開
イザベル・ユペールが主演を務めたフランス・ドイツ・スイス・日本合作映画「Sidonie in Japan(英題)」が、「不思議の国のシドニ」の邦題で12月13日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開されることが決定。このたびビジュアルと予告編が到着した。 【動画】伊原剛志も出演したイザベル・ユペールの主演作「不思議の国のシドニ」予告はこちら 本作は、フランスから日本の出版社に招聘された作家シドニを主人公に据えた愛と再生の物語。彼女は日本の読者と対話をしながら、寡黙な編集者・溝口健三とともに京都、奈良、香川・直島へと旅をする。そんなシドニの前に、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れるのだった。シドニをユペール、溝口を伊原剛志が演じ、「名もなき生涯」のアウグスト・ディールがアントワーヌに扮した。監督は「ベルヴィル・トーキョー」「静かなふたり」のエリーズ・ジラールが務めており、本作には彼女が初来日した際の旅情が詰め込まれている。 YouTubeで解禁された映像には、シドニと溝口が京都や奈良の歴史ある建造物を訪れる様子や、彼女がアントワーヌの姿を見つけて驚きの声を上げる姿などが映し出された。ビジュアルには、シドニが日本庭園を背景に、物憂げに遠くを見つめる表情が切り取られている。 配給はギャガが担当。なお本作は、2023年に開催された第80回ヴェネツィア国際映画祭のヴェニスデイズ部門で上映されている。 (c)2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA