【インカレバスケ2023】[男子]大阪学院大が富山大を下し決勝トーナメント進出を決める
後半、流れを握った大阪学院大が勝利
12月6日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)男子3日目(大会5日目)。東京・大田区総合体育館で富山大(北信越2位/1勝0敗)と大阪学院大(関西6位/1勝0敗)がグループステージ突破をかけて対戦。前半は拮抗した展開となったが、後半リードを作った大阪学院大が95-79で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。 【表】男子グループEの星取表をチェック 男子グループEは2試合を消化。富山大、大阪学院大はいずれも松山大に勝利しており、決勝トーナメント進出を賭けての対戦となった。試合開始直後、両チーム共にアウトサイドのシュート確率が悪く大阪学院大はNo.10佐々木綾聖、No.34佐藤雄大が、富山大はNo.1渡部凌、No.16前田大河が2ポイントずつ奪っていく。 大阪学院大は残り4分を切ったところで、No.28植田碧羽が両チームを通じて初の3Pシュートを成功。さらにNo.70白石直史のバスケットカウントを決めて5点リードを作ったが、富山大はNo.11上村昂平がレイアップ2本に3Pシュート、3Pプレーと爆発して3点リードを作る。しかし、大阪学院大No.28植田碧羽がブザービーター3Pを成功させて20-20で1Q終えた。 2Qに入っても互いに得点を入れ合う拮抗した状況に。大阪学院大はNo.28植田が3Pシュートを決めて先に得点するが、富山大はすぐにNo.1渡部が取り返す。残り5分で31-31となる。残り3分20秒、大阪学院大はNo.28植田が2Q3本目の3Pシュートを成功。さらにNo.22後藤陸人らが得点を決め、一旦8点差までリードを広げたが、富山大はNo.11上村のブザービーター3Pなどで41-44と3点差でハーフタイムを迎えた。 3Q、流れを引き寄せたのは大阪学院大。No.28植田がまたも3Pシュートを沈めると、No.31吉田龍空が3Pプレーを決めるなどでリードを広げると、残り5分半、No.10佐々木がインサイドで決めて60-49に。ここから10点差のラインでの攻防が続く。富山大はNo.2小形佳史、No.11上村が3Pシュートを射抜けば、大阪学院大もNo.31吉田、No.28植田が3Pシュートを入れ返す。見ごたえある攻防が展開される。結局、大阪学院大がこの3Q33点(富山大は21点)と得点を伸ばして77-62で4Qを迎えた。 逆転勝利に向けて点差を縮めたい富山大は4Q、ディフェンス強度を上げてミスを引き出すとNo.16前田が得点につなげていく。しかし、いい時間は長く続かない。大阪学院大はパスを回し、オープンを作っていくとNo.31吉田、No.10佐々木らが得点。残り3分21秒には90-70と20点差となる。富山大は最後まで気迫あるプレーを見せたが、大阪学院大が95-79で勝利して、決勝トーナメント進出を決めた。勝ち抜いた大阪学院大は、明日12月7日14時から天理大(関西3位)と対戦する。 大会名:第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023) 主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟 共催:一般社団法人大学スポーツ協会 特別協賛:三菱電機株式会社 大会期間:2023年12月2日(土)~10日(日)、16日(土)、17日(日) 会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)、大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)、太田市総合体育館(OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059) 参加チーム:男女各40チーム(計80チーム) 配信:バスケットLIVE