新宿中央公園で「新宿SDGsフェス」 ワークショップや地産野菜マルシェ
「新宿SDGsフェス2024」が12月21日、新宿区立中央公園(新宿区西新宿2)で開催される。主催はNPO法人「新宿環境活動ネット」。共催は新宿中央公園 パークアップ共同体。開催は今年で3回目。(新宿経済新聞) 「まちの先生見本市!」は2002(平成14)年から毎年1回、区内小・中学校を会場に開催してきた。過去回のイベントで延べ945団体が出展し、来場者数は2万人を超える。 地域で「環境」「サステナビリティー」に関する専門的な知見や独自のノウハウを持つ環境の専門家たちを「まちの先生」として教育リソースであると捉え、2001(平成13)年、学校などの環境学習を、地域の側から応援する仕組みとして「環境学習応援団」プロジェクトを立ち上げた。2022年、68の登録団体が年1回、顔を合わせてつながり発信する場として「新宿SDGsフェス」をリスタートした。 当日は、43団体・企業が体験型ワークショップなどのブース出展を行うほか、環境・社会に優しいフードコーナーを出店。規格外のバナナを有効活用したバナナジュース、就労支援につながるマフィンや牛丼などを販売する。 地産野菜マルシェでは、都内若手農家「繁昌農園」(青梅市)による旬の朝採れ野菜、同区立柏木小学校の「野菜の森プロジェクト」による屋上農園で採れた野菜を販売する。 3R推進コーナーでは、古本・古着・使用済みペンを回収。一般社団法人「ワーキングバリアフリー」、一般社団法人「日本リ・ファッション協会」、パイロットコーポレーションの3団体と協力し、回収後は再利用する。 日本フットボールリーグ(JFL)所属のサッカーチーム「クリアソン新宿」と連携し、「親子プロギング」(ジョギングをしながらごみ拾いをするフィットネス)ワークショップも実施。事前申込制。 「しんじゅくこどもまつり」「キャンドルナイト」も同日開催。キャンドルナイト(17時~20時)では、来場者が描いた塗り絵がデジタルキャンドルとして、会場で投影される。 同イベント担当の環境学習コーディネーターの深津美佐紀さんは「当イベントで、出展者や参加者が楽しく交流し、エコの輪が広がれば」と参加を呼びかける。 開催時間は10時~16時。入場無料。
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