倉科カナ、故郷・熊本の天草ロケでイルカウォッチング「癒やされました」
女優の倉科カナが4日、主演するNHK BSの連続ドラマ「TRUE COLORS」(来年1月スタート、日曜・後10時)の取材会をオンラインで行った。 今年の向田邦子賞を受賞した源孝志氏が原作・脚本・演出を務めるヒューマンラブストーリー。倉科演じるファッション業界のトップフォトグラファーが視力の低下に直面し思い悩む中、ふるさとの熊本・天草に帰郷。渡辺謙演じる継父や高校時代の親友と再会し、複雑な感情と向き合っていく。撮影はすでに終えており、イタリアロケや天草ロケも敢行した。 自身も熊本出身の倉科は「海咲というキャラクターは、熊本出身で東京に出てきてキャリアを積んで…とすごく共通点も多かった。熊本で撮影もしていて、すごく不思議な感じがしましたね。海咲と私が重なっていくような感じが面白かった」と振り返った。共演者に熊本弁の方言のアドバイスをすることもあったという。 渡辺との共演について「謙さんとお芝居できたのがすごくうれしくて。すべてが勉強になりすぎて、たたずまいや、みんなに対してのフランクさ。すごく風通しがいいので、私たち後輩にもすごく気を遣ってくださって、一緒に作品を作っていくっていう感じがしました」と尊敬のまなざし。天草ロケをともにし「イチジクがおいしいって、謙さんがすごいハマってました」とおちゃめな一面を明かした。 自身にとっても天草ロケは大切な時間だったといい「自然の力だったりと、日光だったり風だったり含めて、そういうものも力に変えて撮影していた」と回想。「個人的な思い出としては、イルカウォッチングに行かせていただいて。経営してらっしゃるお母さんとお父さんもすごく素敵でご飯を出してくださったりして、お酒とかいただいたりして癒やしの場になりました」と振り返っていた。
報知新聞社