「ひもじい時は…」長渕剛が伝説のライブ喫茶に登場、駆け出しの思い出語る「しのぎを削ってた場所…博多の街の人情に助けられた」
ミュージシャンの長渕剛(鹿児島県日置市出身)が自身のインスタグラムを更新。福岡市の老舗ライブ喫茶を訪れたことを報告した。 ■福岡の伝説ライブ喫茶に長渕剛が現る【写真】 「ありがとう博多の街!」から始まる長文を投稿した長渕。「福岡天神に今でもある。Live house照和! 久しぶりに行った。当時と少し変わってはいたが、俺の18,19,20歳の頃、プロを目指して毎日、仲間たちと、しのぎを削ってた場所だ!」と懐かしさでいっぱいの様子で、ブラックのジャケット姿を公開した。 さらに「俺は常に初心を決め込み、1500円のヘビーゲージを1ステージごとに張り替えた。ギルドF-50バイトで稼いで買ったギターの弦を。ギャラは100円しか残らなかったが、バス賃だから助かった。まじに夢を食って生きてた。ひもじい時は、博多の街の人情に助けられた。『あんた、絶対スーパースターになるけん、頑張りぃよ!ほら、出世払いたい!これ、食べんね!』屋台のおばちゃんがいつも笑ってくれた。仲間や街や地域の人たちに支えられて俺は今生きてられるんだ。だから、そんな人たちの心に届くような歌を書くんだ!!」などと綴り決意を新たにし、店内の壁に書き入れたサインを披露している。 SNS上では「胸熱すぎる」「まだ一度も行ったことないから行きたい」「やっぱり行ってたんだ」などの声が上がっている。
西日本新聞社