神戸の元日本代表DF酒井高徳、決勝アシストに苦笑いで「パスではないです」
◆明治安田J1リーグ ▽第18節 神戸1―0川崎(16日・国立) 神戸はホームで川崎を1―0で倒した。元日本代表FW武藤嘉紀の9試合ぶりのゴールを守り抜き、4試合ぶりの勝ち星を挙げた。 武藤の決勝点をアシストしたDF酒井高徳は、試合の流れを変えたグラウンダーのアシストについて「シュートを選択した。パスではないです」と苦笑い。相手のサイドハーフの反応が遅れたところを狙うと「あとは、変に考えるより思いきりやった方がいいなと思った。(詰めていた武藤が)素晴らしいな、という一言」。 前半戦も折り返しに差し掛かる中、首位の町田とは勝ち点5差と射程圏内。暑さも厳しくなってくる今後は、G大阪、町田、鹿島と上位対決が続く。「一瞬の隙が命取りになる試合が連続する。気持ちの部分でしっかりと先手を取る、相手に負けないということを、上位のチームとやるときは特に持っていかないといけない。大雑把かもしれないけど、気持ちで負けないことが一番」と言葉に力を込めた。
報知新聞社