男の子2人に暴行した里親の男の初公判 顔を蹴る殴るなどをした罪に問われ「間違いありません」と起訴内容を認めるも積極的に加害する意図はなかったと執行猶予を求める
UHB 北海道文化放送
自宅で運営するファミリーホームで、養護していた子どもに、暴行した罪などに問われている里親の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと札幌市南区の無職、池田龍被告は、2024年2月と3月、自宅で運営するファミリーホームに暮らしていた男の子2人に、顔を蹴ってケガをさせたり、殴ったりした罪に問われています。
6月6日の初公判で池田被告は起訴内容について「間違いありません」と認め、弁護側は「積極的に加害する意図はなく、被害者にも謝罪している」と執行猶予を求めました。 一方、検察は「子どもが冷蔵庫のものを食べてウソをついたことやふりかけをかけすぎたことで立腹し、犯行に及んだことはあってはならないこと」として懲役1年6か月を求刑しました。
判決は6月20日に言い渡される予定です。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 「顔のあざにファンデーションを塗らされ小学校へ」見えない被害…深刻な“里親による虐待” 被害者の10代少女が証言 北海道札幌市では男の子を殴り里親の男が逮捕される事件も 子どもたちのSOS救うには?
- 養育する”未就学男児”を殴打…里親の38歳男再逮捕も「何も覚えていない」同居10代少年も蹴り3月に逮捕ー他の子ども被害も捜査 札幌市
- 日常的に虐待か…“里親の男”逮捕 複数回蹴られ10代の男の子がケガ―「ウソをついたことにカッとなって」容疑認める 児童相談所が通報し発覚 北海道札幌市
- 「顔をビンタした」55歳の男が44歳の交際女性に暴行 過去にも交際を巡って警察に相談歴 北海道苫小牧市
- 未就学の女の子の顔面を"平手打ち" "髪をつかみ引きずる" 33歳の父親を暴行の疑いで逮捕 デイサービス職員が虐待疑いで警察に通報 父親は「足蹴りはしていない」と一部容疑を否認