【ニュージーランド】NZ3月新車販売27.4%減、低迷続く
ニュージーランド(NZ)自動車産業協会(MIA)は3日、3月の新車販売台数が1万1,616台と前年同月比で27.4%減少したと発表した。MIAのチーフエグゼクティブ、ワイリー氏は3月の販売台数について、経済の減速による需要の軟化、高金利による消費の減退が引き続き販売台数の減少に影響していると説明した。 車種別の新車販売は、乗用車が34.9%減の7,571台だった。一方で商用車は7.5%減の4,045台(小型商用車3,373台、大型商用車672台)だった。 メーカー別市場シェアは、トヨタ自動車が20.6%(2,391台)で1位となり、三菱自動車が12.8%(1,489台)、フォードが12.1%(1,410台)と続いた。 モデル別では、フォードの「レンジャー」が1,007台で1位となり、2位はトヨタ「RAV4」で791台、3位は三菱「トライトン」で681台だった。 乗用車のうち、バッテリー式電気自動車(BEV)の新車販売台数は521台(市場シェア:4.5%)、プラグインハイブリッド車(PHV)は226台(1.9%)、ハイブリッド車(HV)は2,577台(22.2%)、ガソリン車などの内燃機関(ICE)車は8,292台(71.4%)だった。 BEVでは、テスラの「モデル3」が125台、テスラの「モデルY」が74台、MGの「MG4」が42台で続いた。