阪神に次ぐ投手王国は中日? 各球団の先発ローテは【セ・リーグ編】
読売ジャイアンツ
■昨季のチーム防御率3.39(リーグ5位) ◎戸郷翔征 ◎山崎伊織 ◎グリフィン ◎メンデス 〇赤星優志 △菅野智之 △西舘勇陽 △高橋礼 △堀田賢慎 △横川凱 松井颯 井上温大 京本眞 先発陣は4枠が埋まっている形で、残りの2枠を巡る争いとなっている。かつての絶対的エース・菅野、ドラフト1位右腕・西舘は先発枠から外れた場合、救援に配置転換される可能性が。若手成長株の堀田、横川、松井、井上は殻を破って序列をひっくり返すか。育成右腕の京本は支配下に昇格すれば、先発起用が十分に考えられる。
東京ヤクルトスワローズ
■昨季のチーム防御率3.66(リーグ6位) ◎小川泰弘 ◎サイスニード 〇高橋奎二 △ヤフーレ △小澤怜史 △吉村貢司郎 △石川雅規 △松本健吾 △高梨裕稔 △山野太一 奥川恭伸 E.ロドリゲス 西舘昂汰 沼田翔平 他球団比べると、質が落ちるのが現状だ。昨年のWBCで侍ジャパンメンバーの高橋も昨季の不安定な投球を見ると当確とまでは言えない。四番手以降も決め手を欠く。復活を期す奥川もコンディション不良で離脱。新外国人右腕のヤフーレが白星を伸ばせるか。育成右腕の沼田が好調を維持しており、支配下昇格で先発の枠に入ってくる可能性がある。
中日ドラゴンズ
■昨季のチーム防御率3.08(リーグ2位) ◎柳裕也 ◎小笠原慎之介 ◎高橋宏斗 〇メヒア 〇大野雄大 △涌井秀章 △梅津晃大 △根尾昂 △松葉貴大 仲地礼亜 福谷浩司 阪神に次ぐ強力な陣容と言っていいだろう。高橋宏は球界のエースになる素材だ。梅津は能力を考えればトップクラスだが、故障のリスクを考えて登板間隔を空ける可能性が高い。手術明けの大野はどこまで稼働できるか。ブレークが期待されるのが根尾だ。春季キャンプで好投を見せており、開幕先発ローテーションの切符をつかめるか。 写真=BBM
週刊ベースボール