オールブラックスの選手とともに鏡割りを行った中川家の剛（前列左）と礼二（同右）

　お笑いコンビ「中川家」の剛（53）と礼二（52）が18日、東京・COREDO室町テラス　大屋根広場で、「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」の開幕セレモニーにゲストとして出席。同チームの選手との“コラボ”ラグビーネタのコントを披露した。 　横浜市の日産スタジアムで26日に日本代表との試合に望むラグビーニュージーランド代表チーム「オールブラックス」を応援するイベント。この日、同チームからはキャプテンのスコット・バレットをはじめ、タマティ・ウィリアムズ、サム・ケイン、ダミアン・マッケンジー、キャム・ロイガード、コーディー・テイラーの6人が参加した。 　ラグビーをこよなく愛し、独特の視点を交えてコントのネタにもしてきた中川家だが、世界屈指の強豪チームの選手たちと同じステージに立った礼二は「すごい選手たちです。ついこの間までテレビの画面で見ていました」と大興奮の様子。そんなスーパースターたちを前にネタを披露する企画が行われた。 　礼二がレフェリー役で選手役の剛がスクラムまでの一連の動きを一人で表現するという内容だったが、それを見たダミアン・マッケンジーから「スクラムの相手をしましょうか」とまさかの申し出が！　急きょ、マッケンジーがコントに参加し、剛と向かい合ってスクラムを組むことになった。そして実際に体験した剛は「えげつない！　身体が固い！」と驚きを隠せない様子だった。 　セレモニー後の取材会で、中川家のお笑いがニュージーランドで通用すると思うかと水を向けられたスコット・バレットキャプテンは「ポテンシャルはあるかもしれません」と回答。礼二は「われわれもこれからです。若手のつもりで頑張っていきたいと思います」とうなずいた。　するとバレットから「来週、試合に向けて練習をたくさんしなければいけないので、パスの練習相手としてお越しいただけないでしょうか？」と中川家に練習のサポートを依頼するリップサービスが。中川家の2人は「ぜひ、ぜひ」と快諾した。 　ただ「26日の試合はどこで観戦する？」との質問に、礼二は仕事が重なっているのであとでじっくり見たいと予定を明かした。すると、オールブラックスの選手たちは見るからに落胆した表情で大きく肩を落とし「ありえない！」とポツリ。礼二は「仕事しないとごはんを食べていけない」と弁明していた。