02年最強の理由! レアル・マドリー“守備の男”(2)最高に「良い人」! 深く愛された最強センターバック
01/02シーズン、レアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグを制した。ジネディーヌ・ジダンやラウール、ルイス・フィーゴといったスターを擁したマドリーだが、チームを支えたのは守備を担う男たちだった。今回は2000年代のレアル・マドリードの選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
DF:イバン・エルゲラ(レアル・マドリード/スペイン代表) 生年月日1975年3月28日(当時26歳) 01/02シーズンリーグ戦成績:26試合2得点3アシスト スペイン代表通算47試合3得点 レアル・マドリードでの主な獲得タイトル:ラ・リーガ3回(00/01、02/03、06/07)、UEFAチャンピオンズリーグ2回(99/00、01/02) 2000年代に世界中からスター選手を乱獲し混迷していたレアル・マドリードの中で、チームを支え続けていたのがイバン・エルゲラである。 基本データの対象となっている01/02シーズンはCBのレギュラーとして公式戦44試合に出場。99/00シーズンに次いで2度目のCL優勝を果たし、シーズン後の日韓ワールドカップへの出場も果たしている。 能力値では、「フィジカル」が88で最高評価となっている。さらに、エルゲラもイエロと同様に中盤でもプレー可能な技術を備えており、「パス」や「テクニック」、「攻撃力」ではCBとしては高い数値となった。 2000年代、ジネディーヌ・ジダン、ロナウド、ルイス・フィーゴ、デイビッド・ベッカム、マイケル・オーウェンなど世界的アタッカーが名を連ねるマドリーの中で、エルゲラは地味な存在だった。 それでも、献身的なプレーや人柄も良く、地元のファンには深く愛される選手だった。