基地の無い平和な沖縄めざして 「屈辱の日」で集会 沖縄
沖縄テレビ
72年前の4月28日は、日本が主権を回復した一方、沖縄は切り離されアメリカの統治下に置かれたいわゆる「屈辱の日」です。 国頭村では復帰運動に尽力した関係者が集会を開き、平和への誓いを新たにしました。 1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効により日本は独立し、国際社会で主権を回復しました。 その一方で沖縄は引き続きアメリカの施政権下に置かれ日本から切り離された4月28日は「屈辱の日」とも呼ばれます。 国頭村の辺戸岬にある「祖国復帰闘争碑」の前ではきょう、沖縄の本土復帰を願い復帰運動に力を尽くした中頭青年団のOB会が集会を開きました。 ▽中頭青年団OB会 田場盛順共同代表: 「4・28というのは沖縄がこういう状況になった原点だと思うんですよ。沖縄の現状とかを見ていると先輩方があんなに頑張って(復帰運動を)やったのに沖縄の現状は変わらないしむしろ悪くなる方向にいっているのではないか」 参加者は基地の機能強化や固定化があってはならないと訴え平和を思う心を若い世代に伝えていこうと決意を新たにしていました。
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