【MLB】ナ・リーグ公式戦全日程終了 タイトルホルダーやシード順が確定 大谷が二冠、セールは投手三冠を達成
日本時間10月1日、ナ・リーグはレギュラーシーズンの全日程を終了した。これに伴い、タイトルホルダーやプレーオフのシード順が確定。大谷翔平(ドジャース)が本塁打と打点の二冠を獲得し、クリス・セール(ブレーブス)はア・リーグのタリック・スクーバル(タイガース)とともに、2020年のシェーン・ビーバー(当時インディアンス)以来4年ぶり、短縮シーズンを除くと2011年のジャスティン・バーランダー(当時タイガース)とクレイトン・カーショウ(ドジャース)以来13年ぶりとなる投手三冠を達成した。 【動画】各部門で好成績を残した選手たち 大谷は54本塁打、130打点の好成績を残し、OPS1.036もリーグ内ではダントツだった。大谷の三冠王を阻止したのはルイス・アライズ(パドレス)で、打率.314をマークして史上初となる「3年連続異なるチームで首位打者」という快挙を達成。盗塁王は67盗塁を記録したエリー・デラクルーズ(レッズ)が獲得した。 投手成績に目を移すと、セールが18勝、防御率2.38、225奪三振で主要3部門のトップを独占。ライアン・ヘルズリー(カージナルス)は球団新記録のシーズン49セーブをマークし、これは2018年にエドウィン・ディアス(当時マリナーズ)が58セーブを記録して以来のセーブ数だった。 プレーオフのシード順は、地区優勝したドジャース、フィリーズ、ブリュワーズが第1~3シードに入り、ワイルドカードの3チームは第4シードがパドレス、第5シードがブレーブス、第6シードがメッツに決定。日本時間10月2日に始まるワイルドカード・シリーズでは、ブリュワーズとメッツ、パドレスとブレーブスが対戦する。