美濃和紙を使ったこいのぼり 「のぼり鯉」作りが最盛期 岐阜市
中京テレビNEWS
来月の端午の節句を前に、岐阜市では美濃和紙を使った「こいのぼり」作りが最盛期を迎えています。 岐阜市東材木町にある、小原屋商店では、美濃和紙を使用したこいのぼりを江戸時代後期から制作しています。子供が健康に育つようにとの思いを込めて、「のぼり鯉」と名付けられ岐阜県郷土工芸品に指定されています。 店主の河合俊和さんが、のぼり鯉に赤や青など5色を使い、滑らかな筆使いで鯉の鱗を躍動感のある表情に仕上げていきます。 小原屋商店・河合俊和さん 「子どもたちの健やかな健康を祈って、日々制作に励んでいます。」 最近は室内で飾ることが出来る「のぼり鯉」の人気が高まっているということです。制作は4月中旬まで続けられています。