維新新人の伊藤博文さん、及ばず 衆院選山口3区
国政に初挑戦した山口3区の日本維新の会新人の伊藤博文さん(55)は山口県美祢市大嶺町の事務所で「力不足だったが多くの人に助けてもらった選挙戦だった」と悔しさをにじませながら感謝した。 ⇒衆院選開票速報はこちら 「山口と北九州は一緒に盛り上がれるのでは」と出身地の福岡から、初代首相と同じ表記の名前を武器に維新の地山口に。立候補表明から約1年間、「いつ選挙があってもいいように」と地域イベントに積極的に顔を出すなどして知名度アップを図ってきた。 公示後に選挙カーで走った距離は約3千キロ。有権者に自らの声で訴えたが及ばなかった。政治の力で課題解決したいとの思いは強まったという。
中国新聞社