【ユーロ】ジョージアのサニョル監督「夢中だった16歳や17歳の時を思い出せ」元W杯準優勝DF
<欧州選手権(ユーロ2024):ジョージア2-0ポルトガル>◇26日(日本時間27日)◇1次リーグF組◇第3戦◇ゲルゼンキルヘン 初出場のジョージア(FIFAランキング74位)が、優勝経験国のポルトガル(同6位)を2-0で破る大番狂わせを起こし、F組3位で16強進出を決めた。 歴史的勝利へと導いたウィリー・サニョル監督(47)は、元フランス代表のセンターバック。2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では全6試合にプレーし、準優勝に貢献している。 試合後の会見では「正直なところ、試合前に選手たちに何を話したのか覚えていない。しかし、選手たちには自分たちのサッカーをすること、ボールを持たない時は規律を守ること、そしてボールを持ったら仕掛けることをメッセージとして伝えた。彼らには16歳や17歳の時のように夢中でプレーしたことを思い出せと言った。今日の彼らはすべて期待以上のものだった」とたたえた。 初出場で下馬評の優勝オッズは24チーム中最下位だった。それが1勝1分け1敗で3試合を終え、次のステージへのドアを開いた。 サニョル監督は「我々はまだ競争の中にいる。だから自分たちの起こしたことを理解することができない。この3試合で見せたジョージアという国のイメージは素晴らしいものだ。私は彼らの監督であることをとても誇らしく思う」と言って胸を張った。 次はラウンド16で優勝候補のスペインと対戦。大物食いなるか-。ポルトガルを堂々と打ち破ったことで、注目度は一気に高まっている。