児童44人が聞いたのは認知症患者の“生の声”「僕が認知症の人にあったら…」正しく理解して“サポーター”に
青森県南部町の小学校で、認知症について正しく理解し、患者やその家族の支援者をめざす養成講座が開かれました。 【写真を見る】児童44人が聞いたのは認知症患者の“生の声”「僕が認知症の人にあったら…」正しく理解して“サポーター”に 認知症患者 西塚美恵子さん 「働いていた工場の駐車場に1台も車がないときがあったんです。(曜日を忘れて)休日に行ったんです。自分の中では軽く考えていて、やっぱり何回もやってしまったんですね」 南部町の福地小学校の児童44人が聞いたのは、認知症を患う人の生の声です。 25日に開かれたのは、認知症の人や家族を支援するボランティア「認知症サポーター」の養成講座です。 町では、企業などのほか小学校での講座の開催を進めていて、3月末現在で町内に1804人のサポーターがいます。 児童たちは、講座の受講で地域ぐるみで接することの大切さを学んでいました。 児童は 「すこし忘れっぽいおばあちゃんと一緒に住んでいるので、認知症になったら、この学習を活かしてやさしく接したい」 「僕が認知症の人にあったら、声をかけてやさしく接してあげようと思いました」 受講した児童たちにはサポーターの証として「サポーターカード」が交付されました。 次回の講座は12月に南部小学校で開催予定です。
青森テレビ
【関連記事】
- 「幼虫が体の中をさまよい続ける」顎口虫が皮下に入るメカニズムとは?アニサキスだけではない怖い寄生虫 なぜ青森県で大量発生?
- 都道府県の魅力度ランキングが発表! 青森県の順位に唖然… その理由は「中心都市の仙台までの距離が結構あって東京に行くにも遠い。かつ寒くて雪も降る…」
- 23年前―「いってらっしゃい」が8歳の次男との最後の会話に…「愛する家族を奪われるとどうなるのか―」交通事故で最愛の息子を亡くした母の『命の授業』
- 暴れ牛のような272キロの巨大マグロを一本釣り!なんと釣り上げたのは埼玉の一般人
- 「歯ブラシでめたくそに刺した」同室の入院患者の喉元に『電気シェーバーの刃』を押し当て『歯ブラシ』をまぶたに突き立てた 58歳の男が殺人を犯した理由とは…