鴨川の2選手が日本代表に 中学女子硬式野球ワールドシリーズ出場へ(千葉県)
フィリピンで8月4日から10日まで開催される女子中学生硬式野球世界大会「第2回ポニーガールズベースボールワールドシリーズ」に出場するU―15日本代表チームの選手として、鴨川市の鴨川中学校3年の多田花選手と、同2年の野村多貴選手の2人が、2年連続で選出された。 多田、野村両選手は、中学女子硬式野球の房州ポニーベースボールクラブ(いすみ市)に所属。北海道から九州までの各連盟の推薦選手による選考を経て、多田選手はキャッチャー、野村選手はピッチャーとして、日本代表の一員に選ばれた。 小学生時代の多田選手はソフトボールの田原SBCでショート、野村選手は少年野球の鴨川リトルベアーズでピッチャーとして活躍。両選手は、中学では「硬式野球で上を目指したい」と、令和4年2月に発足した同クラブに所属している。 昨年の同大会では、野村選手は決勝のアメリカ戦で先発を務め、4回1失点の好投で、優勝に貢献。多田選手は、1回戦の中国戦で負傷したため、仲間をサポートした。 今年の大会を前に、長谷川孝夫市長と鈴木希彦教育長を表敬訪問。多田選手は「昨年度はけがをしてしまいチームに迷惑をかけたので、今回はプレーでしっかりと貢献したい」。野村選手は「2連覇を目指して、投手としてピッチングが炎上しないように取り組んでいきたい」などと意気込みを語った。 長谷川市長は「日本代表チームとして2連覇を目指して頑張ってください。良い報告を期待しています」などと激励した。 同大会は日本、アメリカ、中国香港、フィリピン、インドネシア、マレーシアの各国代表6チームによるトーナメント戦で争われる。