「雪女神」どぶろく仕込み始まる 特区認定・村山のレストラン
まつり交流特区(どぶろく特区)に認定されている村山市の農家レストラン「こだま工房」(小玉雄一代表)で28日、酒米「雪女神」を使ったどぶろくの仕込みが始まった。 小玉代表(75)が自ら育てた「雪女神」を精米歩合45%まで磨き、低温でじっくり寝かせ、アルコール度数15%前後の“大吟醸”に仕上げる。この日は蒸した雪女神70キロと地元葉山の伏流水「いたや清水」を、酒母が入ったタンクに入れ、かいで丁寧にかき混ぜた。 フルーティーな味わいの大吟醸造りどぶろくは11月30日から、同市の道の駅むらやまなどで販売される予定だ。小玉代表は「今年の雪女神は軟らかく溶けやすい。ここが勝負どころ」と腕を鳴らした。