トンボ論文執筆に続き、国際学術会議にも出席へ…悠仁さま「東大進学論争」のウラで指摘されている「疑問」と「布石」
「進路指導なし」筑附の進学事情
その一方で、筑附のある保護者は「東大をはじめ、推薦入学の校内選考はそろそろ始まっているはずです」としたうえで、こう語る。 「筑附では校内試験の順位が出ないし、大学入試についての進路指導がほとんどありませんから、同学年でもその詳細な状況がわからないんです」 2024年度、同校からは36人が東大に合格した。そのうち現役生は28人、学校推薦型選抜では、工学部と理学部に、各1人が合格している。 「推薦で入った人は、校内順位が発表されないから学年何位とかはわからないけど、成績優秀であることはなんとなく伝わってきてました。ふたりとも中学からの人。なんとかオリンピックとか、そういう派手なタイプではなかった」(筑附卒業生) 「校内外の活動で目立つ子も多い中、ちょっと意外だったので、来年への布石? なんて噂がLINEグループに流れてきました」(別の筑附保護者) 筑附は共学校なので、東大の推薦選抜には4人まで出願できる。男子は最大3人の出願が可能だ。1学年240人ほどの同校で、男子「120人中3人」に入るのは「絶対に不可能」ではないかもしれない。だが、その先には高い壁が立ちはだかっているのだ。
共通テストの点数で約半数が脱落
「東大の推薦入試は、いわゆる『一芸入試』とはぜんぜん違うんです。11月に出願、書類の第一次審査に合格したら面接等試験、さらに1月の共通テストを受験するというハードな選抜。書類などの一次審査を通っても、共通テストの点数で約半数が落とされます。例年、志願者250人ほどに対し、合格者は90人前後。一般入試と変わらない競争率です」(前出・塾関係者) 悠仁さまは高校進学の際、期間限定で作られた「提携校進学制度」を利用して、お茶の水附属中学から筑波大附属高校に入学した。一般入試とは「別ルート」だったことが、物議を醸した。しかし今回は、校内推薦を得られても、その先に高いハードルがあるようだ。 つづく記事『悠仁さま「東大進学論争」のウラで…紀子さまが熱心に参加されている「保護者活動」』では、今後待ち受けている“不安”について、紹介します。
週刊現代(講談社)