神埼署は22日、吉野ヶ里町の60代男性が約141万円をだまし取られるSNS型投資詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、男性は6月上旬ごろ、SNS(交流サイト)を通じて知り合った台湾の女性を装う人物から「インターネットで服を販売して毎月の収入を増やすこともできる」などと「オンラインストア経営」を持ちかけられた。商品代金の立て替え名目で7月下旬までに指定の口座に現金を送金し、だまし取られた。
男性が金融機関で出金の手数料として69万6千円を振り込もうとしたところ、職員が詐欺を疑って同署に届け出た。