麺類に生卵が人気、濃厚でまろやかに 話題のTKM冷凍やチルドで【経済トレンド】
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麺類に生卵をかけて食べると、濃厚でまろやかな味わいが楽しめる。卵かけご飯（TKG）に続き、まぜ麺に生卵をかけた「卵かけ麺（TKM）」が交流サイト（SNS）で話題になっている。家庭で手軽に味わえる冷凍やチルド商品が登場。うどんにかけて生卵をトッピングすると完成する具入りの麺つゆも好評だ。（共同通信＝出井隆裕記者） 日清食品冷凍は「冷凍 日清まぜ麺亭 たまごかけまぜそば」を3月に発売した。魚粉とカキのうまみをきかせた「だししょうゆ」のたれに、ニンニクやショウガを入れた。具材として焼き豚などが付く。「TKGの味わいをまぜ麺で再現」と担当者。電子レンジで簡単に調理できる。1人前の想定価格は257円。 東洋水産はチルド麺「マルちゃん まぜら～ 卵かけ麺 2人前」の販売を3月に始めた。北海道産の小麦を使い、もちもちした食感の極太麺を採用。スープはしょうゆだれで、煮干し、かつお節、さば節のだしに、みりんの甘さを加えた。「冷たくても温かくてもおいしい」（同社広報）。カツオの削り節付き。希望小売価格は400円。
キッコーマン食品は具入りの麺つゆ「キッコーマン 具麺（ぐーめん） 牛だし肉ぶっかけ」が好評だ。ゆでたうどんにかけるだけ。香り高い濃い口しょうゆを使用し、肉とタマネギに国産のおろしショウガをきかせた。生卵をトッピングすると、コク深い味わいになる。1人前が2回分入って希望小売価格は256円。（いずれも価格は変動する場合があります）
