池田エライザ、話題の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』ミステリアスな“リナ”を好演
現在放送中の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)に出演している池田エライザ。Netflixで独占配信中のドラマ『地面師たち』でも詐欺事件を追う警察役を演じるなど、多方面で若手実力派としての存在感を示している。そこで本記事では、話題作に引っ張りだこな彼女の最近の活躍を振り返りつつ、その魅力にフォーカスしたい。 女優として活躍しながら、“ELAIZA”名義で音楽活動も行うなど、各方面でマルチな才能を発揮している池田。2023年には政治家一族を襲った誘拐事件を題材にしたサスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』で、自身初の母親役に挑戦したほか、今年は三浦しをんのベストセラー小説『舟を編む』原作の連続ドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』に出演。人気ファッション誌の編集部からくせ者揃いの辞書編集部に配属され、翻弄されながらも辞書編さんの仕事にのめり込んでいく岸辺みどりを好演し、その自然体な演技が視聴者から高く評価された。 【関連】池田エライザ、ドラマ版『舟を編む』での好演が光る!名作にもたらす新たな息吹 最近、そんな彼女に特に注目が集まったのが、大ヒットした配信ドラマ『地面師たち』ではないだろうか。同作で池田は詐欺事件を追う警察役を演じ、SNSでは、「良い演技するなー」「いい女優さんになった」「警察役は凄く似合ってたね」などと反響を呼んだ。綾野剛や豊川悦司といった実力派のキャスト陣の中でも存在感を発揮したと言える池田は、第1話の見逃し配信が再生数300万回を突破したことが『TVer』のオフィシャルX(旧Twitter)にて明かされるなど、早くも注目を集めている日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』にも出演している。 今作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にしたヒューマンラブエンターテインメントであり、池田は逃げるように端島へやってきた謎多き女性・リナを演じている。池田は公式インタビューの中で、「セリフの行間にリナらしさがあって、自分ではなく相手が喋っている時にリナの心が動いているのを感じながら演じています」と語っており、そうした言葉通り、第1話で神木隆之介が演じる主人公の鉄平が端島を去ろうとするリナを説得する場面では、一人で転々と生きてきた自分の人生について語りつつ、切ない表情で目を伏せる様子や鉄平の顔をまっすぐに見つめる姿など、リナの複雑な心境をセリフのない繊細な演技でも表現していた。 また、第1話終盤では、進駐軍のクラブで歌っていた経歴を持つリナが「端島音頭」を歌い、島民らと音楽で心を通わせる印象的なシーンも描かれており、池田のアーティストとしての活動が活きたと言えそうだ。池田の演技に注目すると共に、『海に眠るダイヤモンド』の今後の展開にも期待したい。
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