セレブにとって日常茶飯事? 信頼していた“身内”に裏切られた海外スターたち
大谷翔平選手の専属通訳が違法賭博で作った借金をめぐってアメリカでの調査が進行中。「身近にいた人の不正に気づけなかったなんて」と批判する声もあるけれど、信頼していた人に裏切られたのは彼が初めてではない! 大金を生み出すセレブリティにもスタッフや家族に裏切られ、大金を失った人が少なくない。そんなセレブ達の事情を「エル デジタル」の人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesがチェック!
ビヨンセ
2011年3月に父親マシュー・ノウルズをマネジャー職からクビにしたビヨンセ。当時はそれぞれの今後のキャリアのための前向きな選択と公式発表していたけれど、3ヶ月後にビヨンセのツアー興行を行ったライブ・ネーションからマシューがビヨンセのものとなる大金を着服したと告げられていたことが発覚。 それを受けたビヨンセの弁護士チームが経理監査を行なった結果、マシューが143ミリオンにのぼる金を盗んだと結論づけた。しかもこの騒動の最中に、ビヨンセの両親の離婚も成立している。実は2009年にマシューが不倫相手の間に子供をもうけてい多ことがわかり、ティナさんは離婚を申請していたのだ。 ビヨンセは父親としばらくの間は絶縁していたものの、ブルー・アイヴィー誕生後は孫と祖父が会う機会を設けている。ただし現在に至るまで父親の背任容疑に関して沈黙を貫いたままなのは、やはり信じていた父親に裏切られた心の傷が大きいからだろう。
リアーナ
人気ミュージシャンである娘の知名度を使って金儲けを考える父親もいる。リアーナは、2019年に父親ロナルド・フェンティとビジネス・パートナー、モーゼス・ジョクタン・パーキンスを告訴。2017年にフェンティ・エンターテインメントを起業したロナルドは、娘の代理人と称してプレスリリースを各方面に発送。 「人気シンガー、リアーナが作った会社に投資しませんか? 儲かりますよ」と第三者から数百万ドルの投資を集めようとする詐欺的な行為を行なっていたのだという。しかも彼女の許可なく1500万ドルのコンサートの独占契約を引き受けていた。また企業名に使われた「フェンティ」はリアーナが2012年に商標登録していて、ブランドの混合を避けるための使用停止命令を無視し続けていたようだ。 しかし告訴から2年後にリアーナは訴えを取り下げていて、父親とは和解した模様。クリス・ブラウンから暴行を受けた事件の直後にロナルドがメディアにペラペラと娘の恋愛事情を語った際にもリアーナはパパと絶縁したが、これも長続きしなかったし、彼女は裏切られても家族思いなのだろう。