木村、染野ら五輪世代が点を取る東京V「新たな希望」、広島は「夏の補強」が分岐点【J1「まさかの前半戦」と「マジかの後半戦」大激論】(4)
■日本サッカーとして考える「ACL2」
大住「クラブの事情でしょうがないのかもしれないけど、今年はACL2に出て、今年中に6試合こなすというのは、すごく負担になると思う。広島はこの夏の補強を真剣に考えて、それが成功すれば、リーグとACL2ともうまく回っていく可能性はあるけど、うまくいかないとボロボロになる可能性はあるね」 後藤「ACL2というのは、どのくらい真剣にやる価値があるんだろう」 大住「分からないけど、もしも全部セカンドチームで行かせたりしたら、日本のサッカーとして困る事態になるかもしれないよね」 後藤「ペナルティーとして日本からの出場クラブ数を減らされるとか? 日本サッカーとして考えたほうがいい問題だね」 ――広島が補強すべきポジションはどこになりますか。 大住「全部のポジションじゃないかな。ウィングタイプの選手、ストライカー、ボランチにCBも必要だよね」 後藤「CBの主力3人がそろっていれば安定しているんだけど、CBはポジション柄、ケガや出場停止など、いろいろなことが起こるから」 大住「難しいところだね。得失点差プラス13は、町田とともにJ1トップの数字なのにね」
大住良之,後藤健生
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