ロレックス・上海・マスターズ

ズベレフ[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は5日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのA・ズベレフ（ドイツ）が予選勝者で世界ランク101位のM・ベルッチ（イタリア）に6-4, 6-2のストレートで快勝し、準優勝を収めた2019年以来5年ぶり5度目の3回戦進出を果たした。 シード勢は1回戦が免除のため2回戦からの登場となった世界ランク3位のズベレフは第1セット、ファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークしそのまま先行する。 続く第2セットもズベレフは第1ゲームでブレークを奪うと、第5ゲームでもブレークを果たし1時間36分で3回戦に駒を進めた。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のズベレフのコメントを掲載している。 「（大会前まで体調を崩していて）練習もしていなかったし、本当に何もできなかった。だからもちろんこのレベルには満足している」 「彼(ベルッチ)は非常に優れた選手だ。体格の割にはとても驚いた。彼のサーブは信じられないほどだ。彼はかなりのスピードがあるし、ベースラインからは非常に攻撃的だ。全体的に見て、彼は非常に才能のある選手であり、今後すぐにランキングを上げるだろう」 ズベレフは3回戦で第26シードのJ・トンプソン（オーストラリア）と世界ランク40位のT・フリークスポール（オランダ）のどちらかと対戦する。