<デジモン>名曲「Butter-Fly」誕生の裏側 現場はバタバタ? イベントでファン大合唱!
アニメやゲームなどが人気の「デジモン」シリーズのテレビアニメ第1作「デジモンアドベンチャー」の25周年を記念した上映企画「デジモン映画 2本立てリバイバル上映」の先行上映会「~お台場大集合ver.~」が8月1日、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場(東京都港区)で開催された。8月1日は、八神太一ら“選ばれし子どもたち”が初めてデジタルワールドに足を踏み入れた日で、10年前にも、東京・台場で「デジモン」の15周年記念イベントが行われた。メモリアルな日に再び台場でイベントが開催され、アグモン役の坂本千夏さん、歌手のAiMさん、音楽プロデューサーの松井伸太郎さん、初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの関弘美さんが登場した。 【写真特集】「デジモン」25周年! 話題の25周年PVの裏側は?
この日、25周年を記念したPVが、東京・新宿のアルタビジョンで世界初解禁されたことも話題になっている。故・和田光司さんの名曲「Butter-Fly」が流れる映像で、“選ばれし子供たち”とパートナーデジモンが登場。アグモンの「太一、またね」というせりふで締めくくられた。イベントでも同PVが上映された。
松井さんは「Butter-Fly」について、「世界中の人に知ってもらえているくらい、すごくすてきな曲です」と改めて楽曲の魅力を語った。松井さんは、楽曲の制作は急ピッチで行われたといい、「(1998年)12月3日にタバック(収録スタジオ)に集まって、1月15日までに完パケしてほしいって言われた記憶があるんですよ。当時はまだプロツールがない時代で、アナログでよく約45日間で出来上がったなと」と振り返った。
当時は、細田守監督が手がけた劇場版第1作「デジモンアドベンチャー」が1999年3月6日に公開され、その翌日にテレビアニメがスタートするというスケジュールだったため、関さんは「現場が大変だったんです。全部が同時進行で」と話した。松井さんは「今も色あせずに聴いたり、歌ったりしていただいている。ありがたいなと思っています」と感慨深げだった。