高橋みなみ「握手会のときですら厳しい言葉がありました」AKB48総監督時代のエピソードに永野も驚愕!?
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。4月23日(火)のお客様は、永野さんと高橋みなみさん。ここでは、高橋さんがAKB48時代におこなっていた「握手会」でのエピソードを振り返りました。
◆総監督時代にSNSをやらなかった理由
高橋:私がAKB48にいたときはいろんなファンの方がいて、もちろん「素敵だね!」「頑張っているね!」って言ってくださる方もいれば、「なんで売れているか分からない」って言う方もいたんですよ。 永野:そりゃいっぱいいるよ~。 高橋:それこそ、当時Twitter(現在「X」に名称変更)が出始めた頃だったんですけど、AKB48にいた頃は、メンバーみんながやっているなかで私はやらなかったんですよ、総監督だったから。 永野:でもリーダーだからこそ、SNSとかで発信するべきなのかなって思ったりもするけど。 高橋:本当は何かやらなきゃいけないんですけど、リーダーだからこそ、そこに(ファンの)みんなの混沌とした思いが集まってきちゃうと思ったんです。 グループのことだったり、自分が応援しているメンバーには言えない愚痴が私のところに集まってくるのが分かっていたから、SNSを始めたら“メンタルがやられるな”と思って。 永野:なるほど! そりゃみなみちゃんも“人”だもんね。 高橋:なので、AKB48を卒業してからTwitterを始めたんです。でも今は、厳しい言葉があっても何も感じなくなりましたね。 * 永野:リーダーがゆえに、ときには「あなた、ここはちゃんとやってよ!」みたいなことを(メンバーに)言わなきゃいけないこともあるじゃないですか。 高橋:あります。 永野:そういう(立場の)人がTwitterなんてやっていたらヤバかっただろうね。(もしかしたらファンにとって)“私書箱”みたいな対象になっていたかもしれないじゃん。 高橋:ハハハ(笑)。しかも、握手会のときですら、そういう言葉がありましたもん。 永野:嘘だ!? 高橋:本当です。握手券を持ってさえいれば、自分が応援している以外のメンバーのところにも行けちゃうので。 永野:そっかそっか。 高橋:例えば、もし自分が応援しているメンバーにスキャンダラスなことがあったときに、(応援しているメンバーが欠席しているので)行くところがないから、総監督の私のところに来て「どうなってんの!?」って言いに来たり(苦笑)。 永野:えっ!? 握手会って(触れ合える時間が)“数秒”とかじゃないの? 高橋:その数秒で言ってくるんですよ(笑)。 永野:とんでもねぇな! 高橋:反論する時間もないから言われるがままになっちゃうんですよ。 永野:そういうことが実際にあったんですか? 高橋:何回もありました。 永野:えー!? こわっ! 高橋:しかも、握手券を何枚も出せば、それだけ話せる時間が長くなるんですよ。それで、自分が応援しているメンバーにスキャンダルなスクープがあって、行くところがないから私のところに30枚使った方がいて、「俺、どうしたらいいんだよ!? これから誰を応援したらいいんだよ!」って言われて「ひとまず……私のことを応援します?」って勧誘してみたり(苦笑)。 永野:なんか(今の話を聞いて)自分の悩みなんかどうでもよくなっちゃったわ(笑)。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」2024年4月23日(火)放送より)