サーフムービーの原点が56年ぶりに蘇る 『エンドレス・サマー』リマスター版、7月公開
サーフムービー『The Endless Sumeer(原題)』が、『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』とし7月12日より新宿ピカデリーほかにて公開されることが決定した。 【写真】ポレポレ東中野編成担当、石川翔平インタビューカット 1966年に全世界で公開され、数々の興行記録を塗り替え、史上最も有名なサーフィン映画として知られるドキュメンタリー映画『エンドレス・サマー』。日本では1968年8月に『終りなき夏』として公開されて以来、56年ぶりの公開となる。 監督を務めたのは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にもノミネートされた『栄光のライダー』のブルース・ブラウン。自らの手でカメラを回し、世界のレジェンドサーファーたちから”マスター”と崇められる巨匠であり当時21歳のマイク・ハインソンと、父の影響で6歳から本格的にサーフィンに触れていた当時18歳のロバート・オーガストという2人のカリフォルニアンサーファーとともに、完璧な波と夏を求める旅へと繰り出す。 ガーナの子どもたちにサーフィンを教えていたかと思えば、ナイジェリアではヒッチハイク、赤道を越えて南アフリカ・ケープタウンからセントフランシス岬へ。オーストラリアやニュージーランドでは地元のサーファーたちと交流し、各国を「サーフトリップ」する。予想のできない困難が襲いかかるなか、様々な人と出会い、未踏の地で波に乗る。 あわせて公開された場面写真では、真っ青に輝く海で波に乗る様子や水平線に沈んでいく夕陽など、3人の旅の道中の風景が切り取られている。
リアルサウンド編集部