ヤンキース・ジャッジ ファンの“ソト”コール「あまりハッピーでない」と不満 意地のグリシャム称える
◇インターリーグ ヤンキース6-4ドジャース(2024年6月9日 ニューヨーク) 【写真】名門対決2日目で売り切れてしまった大谷&ジャッジのコラボグッズ ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が9日(日本時間10日)、本拠でのドジャース戦後、ファンの“屈辱コール”をめぐり不満を口にしたことを米メディアが報じた。 この試合ではヤンキースが2-3と1点を追う6回にグリシャムが逆転3ラン。本拠・ヤンキースタジアムのファンたちが左腕を痛め欠場が続いているソトを代打で出すよう「ソト」コールが沸き起こる中、試合をひっくり返す一発を放ったが“屈辱コール”の影響か、笑顔は見せなかった。 試合後、MLB公式のヤンキース担当、ブライアン・ホック記者がこのシーンについてのジャッジの発言を自身のX(旧ツイッター)で紹介。ファンの「ソト」コールについて、ジャッジは「あまりハッピーではない」と口にした。 そして「グリシャムは毎日、一生懸命に練習している。ソトも今は欠場しているが、もうすぐ復帰する」とし「このようなチームと対戦するときはいつでもファンは私たちのプレーを見るためにお金を払ってくれる。彼らは最高のプレーを見たいんだ」とファンのコールにも理解を示した。 その上で「ソトは順調に回復しているが、グリシャムも素晴らしいプレーヤーだ。彼は今夜、大事な場面でそれを証明した」と訴え「私は(コールに)あまり満足していないが、彼はあのホームランで言いたいことを伝えた」とグリシャムの意地を称えた。