ビッケブランカ「楽しくてしょうがなかった」と語る海外公演…日本との違いは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。11月1日(水)の放送は、シンガーソングライターのビッケブランカさんをゲストに迎えお送りしました。
◆車にまつわる黒歴史
この日はいつものスタジオを飛び出し、東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show2023」(11月5日(日)に閉幕)の特設エンターテインメントステージ「H2 Energy Festival」から公開生放送をおこないました。 まずはこの日のゲスト、ビッケブランカさん(以下:ビッケ)の車事情を伺ってみると、現在の愛車はSUV。その理由について「目線が高いほうが運転しやすいので。高くて見通しが良くて、落ち着いて運転できるのがいいですね」と話します。 また、車へのこだわりを聞いてみると、過去に赤のVOLVO(ボルボ)に乗っていた頃のことを振り返ります。「当時、車屋さんに行くと、車にアルファベットを貼り付けられるものがあって、ビッケブランカを始めたばかりの僕は、嬉々と自分の車の横に小さく“VICKE”と貼っていて……あんないい車に“自分の名前を刻む”という消したい記憶があります(苦笑)。売るときにも本当に困って“車に自分の名前を刻むべきではないな”と、そのときによくわかりました(笑)」と告白します。
◆手応え抜群の映画主題歌
そんなビッケさんは10月25日(水)にEP『Worldfly』をリリース。さらに、収録曲「Bitter」は映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の主題歌に起用されており「かなりの自信作」と胸を張ります。 「事前に(ほぼ完成している本作を)観せてもらったんですけど、そのときはまだ曲を作っていないので、音楽が流れない“無音のエンドロール”が流れたんですよ。“映画を観終わった後にどんな曲が流れていてほしいか”というのを想像して、意外とシンプルに、素直に作りきれたなという感じです」と振り返ります。 また、「この映画は終始ハートフルな感じで、キュッと気持ちがひとつになるような感じ。最後に焦燥感を煽る必要もないし、悲しい必要もないなっていうイメージはありました」と語ります。 ビッケさんいわく、映画やドラマの主題歌を作ることはそれほど苦ではないそうで、「監督さんや脚本家さんとか、自分がやりたいことをちゃんと持っている方が先にいるから、アイデアの出し合いができる。僕は基本、家で1人でチマチマ作るタイプなんですけど、コミュニケーションが取れるのはやりやすい」と言います。加えて、「今回もそうですが、僕の心が動いたことを曲にできるとしたら、動かしてくれたのは映画ですから」と主題歌との向き合い方にも言及します。