巨人・阿部監督、貧打解消へ“マン振り”指令「目標は脇腹の肉離れ。オレは3回やった」
巨人の阿部監督が7日の秋季練習で、若手野手陣に”マン振り指令”を出した。現役時代に通算406本塁打をマークした指揮官は「目標は脇腹の肉離れ。オレは3回やった」とオーバーな表現も交えつつ、長打への意識付けを徹底した。 「試合前の調整じゃないんだし、今の時期は遠くに飛ばすことだけを考えてほしい。150キロ超の球を打たないといけないんだから」。チーム内で今季、本塁打を5本以上放った中で一番若いのが28歳の岡本和。日本一に輝いたDeNAとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでも貧打で敗れており、若手の迫力不足は大きな課題となっている。 ルーキーイヤーの今季、59試合の出場でノーアーチに終わった佐々木俊輔外野手(25)も、監督の指令を受けてフリー打撃で強い打球を連発。「(今まで)形を気にしすぎて、全然振ってなかったというのを感じた。振っていく中で(いい形を)見つけなきゃいけないので、この時期にいろいろ試したい」とスイング強化へ意欲をにじませた。
中日スポーツ