後輩の笑顔励みに 重量挙げ村上、母校の富山県の滑川高で壮行会
パリ五輪の重量挙げ男子１０２キロ超級に初出場する村上英士朗（２８）＝いちご＝の壮行会が１６日、母校の富山県の滑川高校であり、生徒や教員の約６００人が、メダル獲得へエールを送った。村上は、所属していたウエイトリフティング部が寄せ書きした国旗と花束を受け取り、「生徒のかわいい笑顔を見て励まされた。国旗をパリに持って行って頑張りたい」と話した。 金田幸徳校長が「思い切って力いっぱい、成果を残してほしい」、宮崎素良生徒会長が「滑高生一丸となって応援する」とそれぞれ激励した。同窓会と薬友会が激励金を贈った。 村上は、同校の生徒目標が「高きを求める情熱」であることに触れ、「自分も１キロ１キロ、自己新記録に向かって戦ってきた。五輪で成果を発揮したい」と意気込んだ。
