バルセロナ史上最強!伝説の英雄(2)黄金期を牽引したMF!監督として帰還した男
21世紀もバルセロナは2008/09シーズンからのラ・リーガ3連覇や2度の三冠(ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ)を達成している。こうした輝かしい成績を残しているスペインの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した伝説の英雄を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)
MF:シャビ・エルナンデス(元スペイン代表) 生年月日:1980年1月25日 在籍期間:1998年7月~2015年6月 通算成績 :767試合85得点185アシスト 主な獲得タイトル:ラ・リーガ(8回)、UEFAチャンピオンズリーグ(4回)、コパ・デル・レイ(3回)、スーペルコパ(6回)、UEFAスーパーカップ(2回)、FIFAクラブワールドカップ(2回) 現在、バルセロナでトップチームの監督を務めるシャビは選手としてバルセロナに数々のタイトルをもたらしている。11歳でカンテラに入団して以降、15年夏にカタールのアル・サッドへ移籍するまでバルセロナ一筋でプレーした。 1998/99シーズンにトップチームデビューを飾ると、後にトップチームへと昇格することとなるアンドレス・イニエスタやセルヒオ・ブスケツらと中盤で抜群のコンビネーションを発揮した。2008/09シーズンからはかつてのチームメイトでもあるジョゼップ・グアルディオラが監督に就任するとシャビの役割はさらに重要となり、ペップ就任1年目のラ・リーガ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠達成に大きく貢献している。 カルレス・プジョルがバルセロナを退団した2014/15シーズンは主将に就任した。セビージャより加入したイバン・ラキティッチの台頭もあり、同シーズンは控えに回ることも増えたが2008/09シーズンに次いで自身2度目の三冠達成に貢献した。そして同シーズン限りでバルセロナを離れ、アル・サッドへと移籍。2018/19シーズン限りで現役を引退すると同時に同クラブで監督キャリアをスタートさせた。そして21年11月に古巣バルセロナの監督に就任し、幼少期から長年過ごしたクラブへ戻ってきた。
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