MAXドライバー23機種の“最強にやさしい”No.1モデルが決定!
ティショットが苦手なゴルファーにオススメなのは、「飛ぶドライバーよりも断然やさしいドライバー」とギアに精通するレッスンプロ、飯沼大輔は語る。MAXやさしいドライバー23機種の試打を行い、一番やさしいドライバーはどれなのか検証してみた。 【写真】やさしいドライバー1・2・3位の『ゼクシオ13』『B3 MAX D』『TW767 MAX』『RS MAX』『ワンサイダー Ji+S』の試打評価はコチラ! 検証方法は、プロ・アマ2人が最新モデルの中から『10K』『MAX』『短尺』『つかまり重視』の条件に当てはまる23本のドライバーを試打。飯沼は「スイートエリアが広い」「芯に当てやすい」「つかまりが良い」「球が上がりやすい」の4項目を各10点(0.5単位)の40点満点で評価。アマチュアの杉山雄宇図さん(46歳。平均スコア100、ヘッドスピード39m/sの月イチゴルファー。スイングは強めのカット軌道)は各クラブの総合的なやさしさを20点満点(0.5単位)で評価し、2人の合計が高いクラブをやさしいドライバーとした。 23機種の中で同ポイントを獲得し、ランキング1位となった2本は『つかまり重視』タイプの『ゼクシオ13』『B3 MAX D』。どちらもスライサーが打っても球をつかまえられる半面、ボールをつかまえられる人が打っても左に引っかからない安定感の高さがある。 「『ゼクシオ13』はヘッドとシャフトのマッチングが良い。構えて振るだけでスクエアに芯でボールを捉えられるのでミスが出にくいですね。『B3 MAX D』の特長はスイートエリアの広さ。サイドスピンがかかりづらく安定して同じ曲がり幅のドローが打てますね」(飯沼) 同じく同ポイントでランキング3位となった3本は、つかまりが良い『10 K』タイプの『TW767 MAX』、やさしさをバランス良く備えた『MAX』タイプの『RS MAX』、『短尺』タイプなのに球が上がりやすい『ワンサイダー Ji+S』。10Kや短尺といったそれぞれの強みを生かしつつ、デメリットをカバーするプラスアルファの機能を備えていて、やさしさを追求している。 「『TW767 MAX』は10Kモデルの中ではヘッドが返りやすく、つかまりの良さが◎。球筋は同じ高さ、同じ曲がり幅の中高弾道ドローが打てます。『RS MAX』は、ヘッドの投影面積が広い深重心ヘッドで、スイートエリアの広さを備えます。ヘッドの重さを感じながらゆったり振れば、オートマチックにヘッドが返りやすいですね。『ワンサイダー Ji+S』は、短尺の中では大型ヘッドで安心感があり、球の上がりやすさとつかまりの良さを感じました」(飯沼) やさしいドライバートップ5にランキングしたものは、当然だがプロとアマチュア双方の得点が高かったものばかり。ぜひとも試打してみて、そのやさしさを体感してほしい。 ●今回試打したドライバーリスト 【タイプ1:10Kタイプ】 テーラーメイド Qi10 MAX ピン G430 MAX 10K 本間ゴルフ TW767 MAX ヤマハ インプレス ドライブスター TYPE/D 【タイプ2:MAXタイプ】 キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX ダンロップ スリクソン ZXi MAX ブリヂストンゴルフ B3 MAX プロギア RS MAX ミズノ ST-MAX 230 【タイプ3:短尺タイプ】 キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE Ti 340 MINI テーラーメイド BRNR Mini Copper キャスコ UFO AIR DD by POWER TORNADE つるや ワンサイダー Ji+S ヤマハ RMX VD/M Steady Version 【タイプ4:つかまり重視タイプ】 キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX D キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX FAST ダンロップ ゼクシオ13 ダンロップ ゼクシオエックス ブリヂストンゴルフ B3 MAX D グローブライド オノフ AKA ヨネックス EZONE GT Type-D マジェスティゴルフ マジェスティ プレステジオ13 ■試打:飯沼大輔 いいぬま・だいすけ/ 1978年生まれ。2015年プロ入り。正確なショットに定評があり、2017年に神奈川県オープン優勝。現在は主宰する「Accuracy Golf Studio」でインストラクターを務めている。 ◇ ◇ ◇ 上田桃子の14本にはアマチュアのヒントとなる要素がいっぱい。関連記事【今季でツアー撤退する上田桃子の14本を分析! 2016年発売の3W、15年発売の4U、16年発売のアイアンと古いモデルを好むのはなぜ?】を読めば、その秘密がわかる。