Z世代が自分たちの経済的な将来について、他の世代よりも楽観的である理由(海外)
Z世代は自分に満足しているが、物価高は心配
Business Insiderは以前、多くの高齢化したブーマーやX世代が退職できないか、退職後に経済的苦境に立たされていると報じた。 生涯収入連合(Alliance for Lifetime Income)の退職所得研究所(Retirement Income Institute)が最近発表したレポートによると、今年65歳になる最後のベビーブーマーである「ピークブーマー」の半数以上は25万ドル(約3940万円)以下の資産しかなく、老後は貯蓄を切り崩しつつ社会保障に頼らざるを得ないという。 老後の備えに関しては、Z世代の方が先を行っているかもしれない。CFA研究所(CFA Institute)の2023年の調査によると、Z世代の回答者の半数以上がすでに投資をしていると回答しており、そのうちの82%が21歳になる前から投資を始めていたという。 さらに、アメリカン・エンタープライズ研究所(American Enterprise Institute)とFRBのエコノミストによる論文によると、典型的な25歳の年収は4万ドル(約630万円)を超えており、インフレ調整後のベビーブーマーの同年齢時の年収を50%以上上回っている。
Ayelet Sheffey