阪神・野口「1軍投手のレベルの高さ痛感」来季は“点”ではなく“線”を意識しプロ1号狙う
阪神・野口が打撃の確率アップを誓った。今季は26試合に出場して打率・189。打率低迷の反省を生かすため、来季は打撃時に“線”を意識することを明かした。 「1軍投手のレベルの高さを痛感しました。(球を)点で打っているから確率が低くなるので(球を引きつけて)ラインで打つ練習をしている」 今秋キャンプでもレベルアップへ向けて連日バットを振っていた。“点”ではなく“線”を意識することで変化球の対応力は確実に向上する。「長くボールを見ないといけない。(1軍の投手は)変化球もキレがある」。相手投手の術中にハマり凡退を繰り返した今季とはサヨナラし、待望のプロ初アーチにもつなげたい。 今年1月は日本ハム・江越との合同自主トレに参加。「(練習で)めっちゃ走る。30メートルくらいですけど全然勝てない。体力が全然違う」。体力差を痛感した先輩も今季限りで現役を引退。プロの厳しさも知った若虎は今オフも走り込みを徹底。「(来季は)今年の数字を上回ることと、初ホームランは打てるように頑張りたい」。来季3年目を迎える24歳が打撃でアピールだ。 (杉原 瑠夏)