世界へ羽ばたく天才パティシエ 活力の源は弟子らと囲むシンプル和朝食 「グランメゾン東京」監修も担当
動画メディア「通勤タイムス」で絶賛配信中の、各界の最前線を走るプロフェッショナルたちの、大切な朝のエナジーチャージに迫る動画「伝説の朝ごはん」。過去にはジャーナリスト・田原総一朗氏やカリスマ料理家・吉田麻子氏らが登場。自ら食事を準備し淡々と食べ進める姿が反響を呼び、SNSで累計1000万回以上再生されている。 20日に公開されたシリーズの最新回では、TBS系人気ドラマ「グランメゾン東京」のスイーツ監修も行った天才パティシエ・徳永純司氏が出演。自身がオーナーを務める東京・不動前の超人気店「エキリーブル」のキッチンで、弟子たちに朝食を振る舞う様子を公開している。 クリスマスを前に大忙しの12月。開店の約1時間30分前、ケーキや菓子の仕込みにてんてこ舞いな弟子たちを横目に、徳永氏はおもむろに出勤者全員分の朝食準備に取りかかる。この日のメニューは、椎茸、人参、大根、ゴボウ、山芋と野菜たっぷりの豚汁にとおにぎり。朝食は「和食が多いですね。年取ってきたんで、脂っこい物はあまり食べられないかなっていうのがあって」と笑いながら明かした。 スイーツには使用しないような材料でも、その包丁さばきはさすがの一言。手際よく豚汁を仕上げると、別室から炊飯器を持ち込み、おにぎりを握り始めた。具はなく、塩と海苔だけのシンプルなもの。大ぶりできれいな三角の仕上がりだ。 仕込みを終えた弟子たちが集合し、全員で朝食をとる。時に談笑しながら、コミュニケーションの活性化にも一役買っているようだ。食べ終わると、手早く後片付けを終え“本職”のスタート。全国屈指の人気スイーツ店を支える従業員のエネルギーが、全員にしっかり補給された。 12月には他にも、新宿・伊勢丹前で長らく占いをしてきた伝説の占い師・新宿の母こと栗原すみ子氏の息子で「新宿の母二代目」の栗原達也氏、15キロダイエットに成功したライターで稀人ハンターの川内イオ氏、スマートニュース傘下のスローニュースで編集者をつとめる瀬尾傑氏らの「伝説の朝ごはん」も配信されている。 動画は「通勤タイムス」の公式YouTube・TikTok・インスタグラムで配信されており、1月以降、U-NEXTでも配信予定。 ◆徳永純司(とくなが・じゅんじ)1979年生まれ。愛媛県出身。高校卒業後、2004年からザ・リッツ・カールトン大阪のミシュランレストラン「La Baie」でシェフパティシエを務め、07年からはザ・リッツ・カールトン東京でペストリーシェフ&ショコラティエとして活躍。14年にクープ・デュ・モンド国内予選で優勝し、日本代表に選出。15年の同世界大会日本チームの準優勝に貢献し、チョコレート・ピエス部門で第1位を獲得した。22年、不動前に「équilibre(エキリーブル)」を開業。