バイデン政権の産業政策は、これまでとは何が違うのか
バイデン政権が進める産業政策は需要喚起策ではない。供給サイドの国内投資を促す政策だ(写真:ブルームバーグ)
バイデン政権は巨額の予算を設定して新しい産業政策を進めている。その利点と課題はどこにあるのか。本コラムの著者であるカリフォルニア大学バークレー校ハースビジネススクール教授のローラ・タイソン氏は民主党系論客の重鎮。ビル・クリントン政権時の大統領経済諮問委員会委員長として日本でも知名度は高い。本コラムの共著者であるレニー・メンドンカ氏(マッキンゼー・アンド・カンパニーの名誉シニアパートナー)は、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムの元最高経済・ビジネスアドバイザーであり、カリフォルニア高速鉄道局の議長も務めている。原題は America's New Era of Industrial Policy 。© Project Syndicate 1995-2023
本文:3,024文字
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ローラ・タイソン