まだまだ伸びる男性用化粧品、復活期待の「あの割安銘柄」とは?
最近、社命による動画撮影などで「自らを確認せざるをえない瞬間」があり、愕然としている。調査会社の富士経済グループによると、男性用の化粧品市場は2000億円未満だが、化粧に積極的な若者に加え、筆者のような中高年男性も使用者が増加中。とくに順調なのは肌回りを改善する「整肌料」。24年の市場規模は314億円(前年比6・4%増、同社調べ)になるという。非上場会社のサントリーウエルネスのスキンケアブランド「ヴァロン」は40代以上の男性を中心に大ヒットだ。 では上場会社で男性用化粧品を伸ばせそうな企業はどこか。まず通販などを展開するプレミアアンチエイジング(4934)。アンチエイジング商品の「カナデル」で木村拓哉氏をキャラクターに起用している。 本命は『ギャツビー』で一世を風靡したマンダム(4917)だ。8月に新ブランド「ゼットフェイス」を発売。スキンケアクリームのほか、RIZAPグループ(2928)が監修する「フェイストレーニング動画」も作成。マンダムは実質無借金。指標面ではPBR1倍未満だ。試行錯誤のうえにヒットが生まれることを期待したい。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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