市和歌山で壮行式 選手ら「多く勝利を」 応援曲も披露 /和歌山
<センバツ2019> 23日開幕の第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する市和歌山(和歌山市六十谷)の壮行式が8日、同校であった。今大会のために作られた応援曲も披露され、選手たちは「一つでも多く勝利を」と活躍を誓った。 今年のセンバツ開会式の入場行進曲「世界に一つだけの花」の演奏に合わせ、選手たちが体育館に入場。勝本泰弘校長は「平常心で一戦一戦臨んでほしい。市高らしい粘り強い野球を期待している」と語り、来賓の尾花正啓市長も「努力の成果を発揮し、正々堂々と戦ってください」とあいさつした。 生徒会副会長の山本胡桃(くるみ)さん(2年)は「念願の夢舞台を楽しんできてください」と激励。米田航輝主将(2年)は「一つでも多く勝てるよう頑張りたい。甲子園ではみなさんの期待に応えられるような試合をしたい」と決意を語った。続いて応援練習があり、吹奏楽部が約10年ぶりに作られた新曲1曲を含む7曲を演奏。曲に合わせてチアリーダーが振り付けを披露し、「かっせ、かっせ市高」とエールを送った。【後藤奈緒】