30代で「クレカ」を持ってないってヤバいですか? 現金主義なので作ったことがないのですが、ある程度の年齢になったら作るべきでしょうか…?
クレジットカードは、現金不要で後払いができるのがメリットです。近年は、タッチするだけで決済ができる便利なクレジットカードも登場しています。しかし今の時代、クレジットカードを持っていないと、将来的に困る状況になるのではと心配になったりする人もいるのではないでしょうか。本記事では、クレジットカードの保有率、クレジットカードのメリット・デメリットなどを紹介していきます。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
クレジットカードの保有率はどのくらい?
30代でクレジットカードを持っている人は、どのくらいいるのでしょうか。大手クレジットカード会社の株式会社JCBが2022年9月に実施した「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの保有率は85.7%でした。30代の保有率を男女別でみると、男性が79.9%、女性が85%となっています。この調査からは、30代でクレジットカードを持っていない人は、少数派であることが分かります。 なお、年代別でみると、男性の保有率は、20代が74.2%、40代が84.5%、50代が87%、60代が94%となっています。女性の保有率は、20代が79.8%、40代が89.7%、50代が90.9%、60代が93%です。この調査結果からは、どの年代でもクレジットカードの所有率が高いことや年齢が高くなるほどクレジットカードを持つ人が多くなることが分かりました。
クレジットカードのメリット・デメリット
多くの人がクレジットカードを持っていることを知り、自分も作ったほうがよいのでは思った人もいるのではないでしょうか。クレジットカードには、メリットとデメリットがあります。作成前にその点をよく理解しておいたほうがよいでしょう。 ・クレジットカードのメリット クレジットカードのメリットは、キャッシュレス決済で支払いができることです。お財布から小銭やお札などを取り出す手間がかからないため、スムーズに支払いを済ませることができます。利用額に応じてポイントが貯まることも、クレジットカードのメリットです。還元率はカード会社やカードのランクによって異なりますが、0.5~5%くらいです。 たとえば、還元率0.5%のクレジットカードで5万円の買い物をしたら250円相当のポイントがもらえ、実質的に現金よりもお得に買い物ができるのが魅力です。そのほかにも、旅行傷害保険やショッピング保険が付帯したり、特典や優待サービスなどが用意されていたりといったメリットもあります。 ・クレジットカードのデメリット クレジットカードのデメリットは、使い過ぎるリスクがあることです。限度額の範囲内であれば後払いで利用できるため、計画的に利用しないと支払額が大きくなってしまう可能性があります。分割払いやリボ払いを選ぶと、高額な利息がかかることもデメリットです。支払期限までに引き落としができないと遅延損害金が発生することもあるため、注意が必要です。スキミングやフィッシング詐欺などの不正利用にも気をつけなくてはなりません。