福田こうへい「匠~たくみ~」昭和らしいフレーズが自分の生きざまに重なる
【東スポ音楽館】演歌歌手・福田こうへいが昨年元日にリリースしたシングル「庄内しぐれ酒」に引き続き、今年も元日にシングル「匠~たくみ~」(作詞・万城たかし/作曲・岡千秋)をリリースした。汗を流して一歩ずつ着実に歩んだ人が大成するのだという“日本男児の生きざま”を歌った作品だ。 ――新曲はどんな作品ですか 福田「“匠”という一文字で堅実な職人技を意味する鋭さを表現しております。汗を流して一歩ずつ着実に歩んだ人が大成するのだということを歌っています。歌詞の中に、浪曲調の部分もあるので、お楽しみいただければと思います」 ――歌詞の中には「人は誰でも 転んで学び」「師匠の術を 盗む気概で 影を踏め」「汗で汚れた 人が勝つ」といった職人気質を感じさせる部分がある 福田「昭和らしいフレーズが自分の生きざまにも重なる部分があると思います。デビューする前には、農業やサラリーマン時代でも我慢や辛抱して、いろいろなことに食いついて学んできましたが、1つダメなところがあるとすべて崩れてしまうので、絶対に手を抜いてはいけない。歌手となった今でも、同じように思っております」 ――レコーディングはいかがでしたか 福田「岡先生の作ってくださった音源を聞き、自分が歌ったらどうなるのか、ちょっと楽しみでしたし、実際のレコーディングでは2、3通りの歌い方を考えて、臨みました。実際に歌うと自然と力が入る楽曲なので、あまりくどくならないように、節を入れすぎないように気を付けてレコーディングをしました」 ――昨年に引き続き元日発売です 福田「元旦にシングルをリリースするということに、特にこだわりがあるわけではありませんが、一年の始まりですし、そういう意味では、元旦から心機一転、新しいスタートを切るというのは良いのかなって思っております。今年もコンサートを中心に全国をうかがわせていただきます。私の歌でみなさまに元気をお届けできるよう頑張ります!」
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