パレスチナ連帯運動が拡大 全米各地の大学で抗議活動
アトランタ、ジョージア州、4月26日 (AP) ― パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム武装組織ハマスとイスラエルの戦争に反対する学生デモで、ニューヨークのコロンビア大学で先週、100人を超える逮捕者が出たが、この大量逮捕が契機となって、全米各地の大学キャンパスに抗議活動が広まっている。 学生らは大学に対し、イスラエルの戦争努力を助長するような企業と、また場合によってはイスラエルそのものと、関係を絶つよう呼び掛けている。 南部ジョージア州アトランタのエモリー大学では4月25日、大学の警察が構内にテントを張った数十人の学生に立ち退きを命じたが、学生らが構内に"不法侵入"したとして、アトランタ警察と州警察が約30張りのテントを解体、17人を拘束した。 拘束された17人がエモリー大学の学生か教員かは不明。 オンライン声明の中で、デモ参加者らは、自分らを地域社会の一員であり、アトランタ地域の複数大学の学生であると説明していた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)