マイケル・ジャクソンさん15回目の命日 41歳のバブルス君は保護施設で元気に暮らす
米時間6月25日は故マイケル・ジャクソンさんの15回目の命日となる。そんな中、マイケルさんが愛したチンパンジーのバブルス君(41)がフロリダ州の保護施設「大型類人猿センター」で元気に暮らしていることが明らかになった。米ニュースサイト「TMZ」が24日、「マイケルさんはバブルス君が最高の生活を送っていることを喜ぶだろう」と報じた。 【写真】41歳になったバブルス君 フロリダ州ウォチュラにある大型類人猿センター(センター・フォー・グレート・エイプス)のパティ・ラガン所長はTMZに「施設ではバブルスに多くの自由が与えられている。トンネルを探検したり、木の下に巣を作ったり、毎日昼寝をしたり、時には絵を描いたりすることもできる」と話した。 現在41歳のバブルス君は、獣医師と介護スタッフによる定期的な健康診断を受けており、体重は約81キロある。訪問者や他の動物たちと仲良く交流するフレンドリーなチンパンジーだという。 施設ではチンパンジーたちにマイケルさんの音楽やビデオを流しているが、バブルス君は特にマイケルさんの音楽が好きというわけではないようだ。かつては強い絆で結ばれていたものの、バブルス君にとってマイケルは遠い過去の存在となったようだ。 マイケルさんはバブルス君が成体になるとペットとして飼うことができなくなった。2003年にトレーナーの元に送り、その2年後にこの施設に引き取られた。 「マイケル・ジャクソン財団」は現在もバブルス君の世話を続けており、年間3万ドル(約478万円)に上る介護費用に貢献しているという。
東スポWEB