6つ目、無意識にやっちゃってるわ…「第一印象」を左右する7つのポイント
5 ボディーランゲージに気をつける。常に相手の目を見ることは、自信と誠実さの証しである。逆に、目をそらすことは、自信不足か不誠実であることの証しだと解釈されやすい。足をゆすったり頭をかいたりするなどの余計なしぐさもよくない。会話中でなくても、ボディーランゲージはあなたについて多くを物語る。 6 自分について話す時間を最小化する。私たちは自分について話すのが大好きだが、それをやりすぎると、相手は10分もたたないうちに退屈して話を聞こうとしなくなる。そんなときは相手に話をさせて自分は聞き手に回ろう。そうすれば、相手に興味を持っていることを示すことができる。 7 注意が散漫になることを避ける。電話や周囲の雑音に気をとられてはいけない。 Suggestion 相手に感銘を与えようとしてやっきになるのではなく、相手にポジティブな興味を持っていることを自然体で伝えよう。 ● ポジティブな思考を 保つための5つの原則 自尊心を損なっている状況について考えてみよう。代表的なのは、配偶者や愛する人とのいざこざ、友人とのもめごと、同僚とのトラブル、離婚や破産、失業などの大きな痛手である。 どんな状況が自尊心を損なっているかがわかったら、そのときに自分がどう考えているかに気をつけよう。それには、ふだん自分にどのように語りかけているかとか、自分のおかれている状況をどう見ているかも含まれる。それは合理的かもしれないし、不合理かもしれない。
いずれにせよ、あなたは自分に対して言っているのと同じことを友人に対して言えるだろうか?もし言えないなら、自分に対してそんなことを言ってはいけない。 あなたは自分が陥っているネガティブな思考をポジティブな思考と取り換える必要がある。 そのための5つの原則を紹介しよう。 1 希望にあふれた表現を使う。自分を鼓舞しよう。うまくいかない状況について思い悩むのではなく、「厳しい状況だが、私はこれを乗り切ることができる」と自分に言い聞かせよう。 2 自分を許す。誰もがミスをするが、ミスをしたからといって、人間としての価値が下がるわけではない。「私はミスをしたが、だからといって無価値な人間ではない」と自分に言い聞かせよう。 3 ポジティブな側面に意識を向ける。自分の人生の中で、うまくいっている部分について考えよう。試練に対処するために身につけたスキルを思い出そう。 4 学んだことについて考える。ネガティブな経験をしたら、よりポジティブな結果を出すためにどうすればいいかを考えよう。 5 ネガティブな思考を転換する。ネガティブな思考をポジティブな思考に転換するために、「気分よく過ごすには、どう考えたらいいか?」と自分に問いかけよう。 Suggestion ネガティブな思考を改善し、自分の人間としての価値を認めよう。少しずつ自尊心を高めれば、徐々に自信がついて幸福感が高まる。
スコット・アラン/弓場隆