NHK大河ドラマ「光る君へ」ファン感謝祭に出席した主演の吉高由里子（左から5人目）ら

　女優吉高由里子（36）が2日、都内で行われたNHK主演大河ドラマ「光る君へ」ファン感謝祭に出席した。 　全登壇者の最後に、観客から役名の「まひろー！」と呼ばれる形で登場。吉高はステージ上の階段を下り「芸能人みたいだね」と語って笑わせ「恥ずかしいです。みんなと下りたかった」と照れ笑いを浮かべた。 　名場面の振り返りなどを行い、観客との質疑応答コーナーでは「いろいろな演出家さんがいらっしゃったと思いますが、この演出は楽しかった、難しかったなどはありますか」と質問される場面も。演者たちは「今日、監督たちも来ているんだから」とザワつき、吉高は「やめようよ、仲悪くなるじゃん～！」と語って笑わせた。 　反対に質問した観客へ「（登壇者の）誰推しですか？」と逆質問も飛び「みなさんそれぞれ個性があって…」と答えると、吉高は「だめだよそこは言わないと！」と突っ込んで笑わせた。 　子どもの観客から「平安時代のご飯で一番おいしいご飯は何でしたか？」とも問われ、吉高は「にぼしを食べました。おいしかったです」と返答。藤原道長役の柄本佑は「エビの揚げたもの。あれはとてもおいしかったです」と振り返っていた。 　イベントには町田啓太、塩野瑛久、見上愛、ファーストサマーウイカ、金田哲も登壇した。イベントには倍率18倍、約2万8000件もの応募があったという。最後にあいさつした吉高は「すごく愛のある現場だったなと思いますし、優しい世界でたくさんの経験をさせていただいたなと思います。あと2話で終わってしまうかと思うとうそみたいな気持ちですけど、こういうたくさんの方々が応援して見守ってくださっていたんだなと思うと幸せ者だなと実感しています」とあいさつ。現場のスタッフらへの感謝も語り「『光る君へ』という作品を通して皆さんの人生の関係者になれたことが宝物だなと思っています。寂しくなるくらいいとおしい作品だったんだなと思うと宝物です。あと2話、最後まで見守ってください。ありがとうございました」と締め、会場は大きな拍手に包まれていた。 　イベントの模様は14日午後3時5分からNHK総合テレビで放送予定。