「疲れている感じがある」巨人ウィーラーコーチの進言から復調したヘルナンデス
◆JERA セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(23日・東京ドーム) 来日から21試合連続でスタメン出場を続けるヘルナンデス。フル回転の裏には、首脳陣の“ファインプレー”もあった。 【動画】リクエストで覆った!ヘルナンデス4号2ラン 8日・オリックス戦(東京D)の練習前。直近2戦で計7打数無安打だったヘルナンデスの表情を見たウィーラー巡回打撃コーチが「疲れている感じがある」と、他コーチ陣に進言した。二岡ヘッド兼打撃チーフコーチは「ずっと出ずっぱりで、しかもあれだけ塁に出るわけだから。疲れも出ると思う」とノックを免除し、打撃練習に専念させることを決定。ヘルナンデスは3戦連続安打と復調した。 当時は1軍昇格から約2週間で、定位置確保に向けてアピールする立場。勤勉な性格もあいまって、自分から疲労を訴えるのは難しい状況だった。「自分に配慮し、受け入れてくれていることを日々、感じています」と巨人への愛着を口にする助っ人を、チーム全体で支えている。
報知新聞社