菊池風磨“饗庭”、市役所の闇「徴税禁止リスト」の証拠をつかむチャンス到来<ゼイチョー>
菊池風磨主演のドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第9話が、12月16日(土)に放送される。 【写真】菊池風磨“饗庭”、本郷奏多“相楽”と険悪なムードに ■徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く作品 原作は、2016年から2017年にかけて「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結による「ゼイチョー!~納税課第三収納係~」。同作は、滞納者の「お金と心」に寄り添う徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く、魂揺さぶる“ヒューマンエンターテインメントドラマ”。 ノリが軽く脱力系だが仕事のスキルは超一流の饗庭蒼一郎(あいばそういちろう/菊池)と、そんな彼とバディを組む百目鬼華子(どうめきはなこ/山田杏奈)は、市役所納税課で、滞納されている税金を納めてもらう仕事・徴税吏員として働く公務員。税金滞納者の経済状況を把握して自宅を訪問し、時に財産を差し押さえ、税金を納めてもらうように促す“税金の取り立て屋”的存在だ。 しかし、饗庭の本当の職務は税金をただ取り立てることではない。滞納せざるを得ない“払えないワケ”を持つ市民の事情に寄り添い、救う方法を模索していく。 ■第9話あらすじ 第9話は―― 納税を不正に逃れさせる企業や関係者を記載した『徴税禁止リスト』の証拠をつかみたい饗庭、華子たち第三係は、徴収を見逃されている滞納者の“銀行口座の情報”を手に入れるしかないと考える。 一方その頃、副市長・相楽 (本郷奏多)は、第一係の日比野 (石田ひかり)に頼んで、税金を滞納している相楽グループの企業や関係者を立て続けに捜索させていた。『徴税禁止リスト』の存在を否定するために、あえて“トカゲの尻尾切り”をしているのでは…と饗庭は推測する。 しかし、その尻尾切りのあおりを食って、みゆきの商店街は存続の危機に立たされてしまう。商店街でそば屋を営む自治会長の守谷哲明 (野添義弘)は、取引先である『相楽』関連の業者の相次ぐ倒産や値上げによって資金繰りが悪化し、税金を滞納。守谷に限らず商店街の多くは『相楽』と取引があるため、『相楽』がなくなれば商店街も共倒れになってしまうのだ。「みゆきの市に『相楽』あり」と豪語する守谷は、商店街に活気を取り戻すためには『相楽』の力が必要不可欠と言い、守谷の娘・香澄 (金澤美穂)も、町おこしNPOの代表として一緒に商店街を盛り上げていこうとしているようで…。 そんな中、饗庭たちに『徴税禁止リスト』の証拠をつかむ千載一遇のチャンスが訪れる。相楽グループの子会社『サガラトノサキ製作所』がリストから外されたことで、法人住民税や固定資産税など合わせて約2億円もの滞納が発生したのだ。なぜ『徴税禁止リスト』から外されたのかは不明だが、調査に乗じて口座情報を調べられると踏んだ饗庭たちは、急いで『サガラトノサキ製作所』へ向かう。しかし、その裏で密かに、相楽グループ会長で相楽の父・耕史郎(板尾創路)という大きな存在が立ちはだかろうとしていた。 ――という物語が描かれる。 ■第三係が反撃開始 公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、饗庭が「『徴税禁止リスト』を暴く証拠にできる。反撃開始と行きましょうやー!」と第三係の面々の前で意気込む場面からスタート。商店街の餅つき大会に参加する饗庭たちは、餅つきを手伝いながらも相楽グループの動向も探っている様子。また、場面は変わり、華子が「特定の企業や人物を特別扱いするなんて絶対に許しません!」とまっすぐに主張するシーンもあり、市役所の闇に迫っていくさまが描かれる。