「3人ものベストプレーヤーと対戦するのは大変」相手投手陣も感嘆 大谷らド軍MVPトリオは計17打席で10出塁
◇MLBカージナルス6-5ドジャース(日本時間31日、ドジャー・スタジアム) カージナルスの投手陣がドジャースの“MVPトリオ”に感嘆の言葉を残しました。 【画像】「もう素晴らしかった、終始素晴らしかった」大谷翔平が山本由伸の投球を大絶賛 山本由伸投手が先発したドジャースは、この日も1番ムーキー・ベッツ選手、2番大谷選手、3番フレディ・フリーマン選手のMVPトリオで上位打線を形成。 初回、カージナルスの先発ランス・リン投手から、その3人が3連打でノーアウト満塁とチャンスメーク。ここは後続が3者連続三振に倒れましたが、5回はベッツ選手と大谷選手の連続四球のあと、フリーマン選手が先制のタイムリーヒットを放ちます。 その後2点ビハインドとなったドジャースは、9回に1点差に迫るベッツ選手の4試合連続ホームラン。さらに2アウト走者なしの場面からフリーマン選手がヒットで出塁すると、土壇場で追いついてみせました。 その後も延長10回には2アウト満塁一打サヨナラのチャンスで大谷翔平選手に打席が回るも凡打。カージナルスが辛くも逃げ切りました。 この日は4番のウィル・スミス選手も3安打を放つなど、チームは計14安打。ドジャースMVPトリオは、3人で7安打を記録し、17打席のうち10出塁と塁をにぎわせました。 先発したランス・リン投手は「とても楽しかった」と登板を振り返りつつ、「初戦というのはとにかく楽にやっていきたいけれども、相手のラインナップはそうさせてくれるものじゃなかった。満塁になっても老いた犬が持てる力を出しきったという感じかな」と36歳のベテランらしく振り返ります。 さらに、延長10回に登板し、2アウト満塁のピンチから大谷選手を打ち取ったジョバンニ・ガエゴス投手は、「3人ものベストプレーヤーと対戦するのは大変」とコメント。ドジャースの“MVPトリオ”に感嘆の言葉を残しました。 ▽ドジャースMVPトリオの開幕5戦までの成績 ムーキー・ベッツ 打率.611(18打数11安打)、4本塁打、10打点、OPS2.109 大谷翔平 打率.273(22打数6安打)、0本塁打、2打点、OPS.638 フレディ・フリーマン 打率.333(18打数6安打)、1本塁打、4打点、OPS1.000